「冷凍宅配弁当は商品に記載してある通りに温めればそれで完璧だよね?」
実は、記載通りに温めても上手く解凍できないことがあるのでちょっとした工夫が必要です。
ここでは、17社以上の冷凍宅配弁当を利用して電子レンジで温めまくってきた私が公式に案内されていないちょっとした温めのコツについて紹介していきます。
※この記事を読むと、冷凍宅配弁当の美味しさを約10%増大させることができます
結論から言うと、電子レンジで温める場合はゆっくりと温めつつ場合によっては商品に記載の解凍時間以上に温めましょう。
冷凍弁当の上手な温め方のちょっとしたコツ
冷凍弁当を電子レンジで温める場合、ちょっとしたコツがあるのでお伝えいたします。
※お使いの電子レンジの機能によって当てはまらない場合もあります
商品に記載してある加熱時間はあくまでも目安
冷凍宅配弁当の場合、必ずどのお弁当にも電子レンジでの温め時間が記載してあります。
容器包装によって記載してある場所が変わりますが、袋正面に書いてあるか帯が巻いてあってそこに書いてあります。
前者は食宅便などが代表例で、後者はナッシュとかですね。
どのくらいのワット数で何分温めればいいのかは、その記載を見ればいいのですが意外とあてにならないこともあります。
大抵は、記載の温め時間を電子レンジで実行しても「まだ冷たいおかずがある」ということが多いです。
まだ温め足りないおかずがある場合は、しっかりと熱が通るまで30秒ぐらい追加して温めなおしましょう。
容器の底を触って温めムラをなくす
ちゃんと温まっているかどうかの目安として、お弁当箱の容器の底を触ってみることをおすすめします。
電子レンジの熱がちゃんと全体に伝っているかどうか、底がちゃんと熱くなっていれば全体としてはOKです。
この時、主菜が魚やお肉が多く一番温まりにくいので主菜の底を触ってみて冷たいようならさらに追加で温めましょう。
指で軽く底に触れてみるぐらいでOKです。
向きを変えて温める
電子レンジによっては、容器の向きによって温めムラが出る場合もあるので向きを変えてみるというのもおすすめです。
温めが足りなくて追加で温める時に向きを横にしてみたり逆向きにしてみたりすることもあります。
記載の時間の半分温めたら、一旦止めて残りの半分の時間で向きを変えてみるのもアリです。
なるべく少ないワット数で長い時間温める
基本的に、全体に熱が通りやすくするためには「少ないワット数で長い時間温めた方が良い」というのが鉄則です。
冷凍弁当の場合、大体はワット数によって2通りの温め時間が記載してありますが可能であれば少ないワット数の方の指定時間で温めることをおすすめいたします。
機能によっては単一のワット数でしかできないものもあるかもしれませんが、「ゆっくり温める」ということが一番ムラのないやり方です。
自然解凍は基本的にしない方が良い
冷凍宅配弁当の場合、自然解凍は原則としてしない方が良いです。
というのも、一旦自然解凍すると食材の旨味が外に逃げてしまうことがあるからです。
実際、大抵の冷凍弁当は「自然解凍しないでください!」と注意書きをしています。
半調理タイプのミールキットなら自然解凍する場合もありますが、私が利用した冷凍弁当で自然解凍をしたことは一度もないです。
まとめ
電子レンジで温めの際に大事なのは以下の点です。
・少ないワット数でゆっくりと温める
・自然解凍はしない
・底を触って冷たいなら30秒ずつ追加する