「宅配弁当の種類とか形式ってどんなものがあるの?」
「食材宅配とか料理キットとはどう違うの?」
宅配弁当が自分の求めている食生活にメリットがあるかどうか、特徴や形式を知らないと判断を間違えることにもなりかねません。
ここでは、17社以上の宅配弁当・惣菜を利用した私がミールキットや食材宅配と比較しながら宅配弁当の主な特徴や形式を解説していきます。
※この記事を読むと、宅配弁当のタイプや特徴をざっくりと理解することができます
主な特徴としては、宅配弁当は自炊とコンビニ弁当の中間ぐらいの位置づけです。
また、ミールキットや食材宅配よりは自由度が低いですがその分らくちん。
冷蔵で毎日届けてくれるお弁当と、冷凍で配送されるお弁当に分かれています。
利用者は若者から主婦、高齢者など幅広い

冷凍宅配弁当を利用している人の層は幅広いです。
高齢者のための配食サービスだけではなく、忙しい主婦も食事の支度を楽にするために利用している人が増えています。
また、大学生や独身の社会人など忙しい学業や仕事に集中するために美味しくて時短ができる手段を求めて冷凍弁当を選んだりしています。
冷凍宅配弁当の味と品質が近年で向上しているため、老若男女が使いたいサービスとなっています。
宅配弁当の主な特徴と形式

最近では色々な形式や特徴を持った宅配弁当サービスが登場しているため、ざっくりとどんな感じか解説していきましょう。
自炊とコンビニ弁当の間ぐらいの位置づけ(手作り感がある)
コンビニやスーパーとかでお弁当が売っていますが、宅配弁当ってそれと同じなんでしょうか?
これに関しては、大体「中間ぐらい」というところです。
家で手作りをする料理は添加物などがほとんど入っていないですよね。
コンビニやスーパーのお弁当は大量に製造して保存するため、自炊よりは明らかに添加物が入っています。
そして宅配弁当の場合は、「手作り感がありつつも添加物はコンビニ弁当などよりは少ない」という位置づけです。
楽をしたいけど、手作りに近い味で少ない添加物でお弁当を利用したい人には向いています。
基本は弁当箱などの容器に入っているが真空パックタイプもある

宅配弁当はプラスチックの容器に入っているものが多く、レンジでチンするだけですぐに食べられる状態になります。
一方で、真空パックにおかずが入っていて湯煎で温める冷凍総菜タイプもあります。
厳密にはお弁当ではないのですが、温めるだけなのでお弁当の手軽さとほぼ近いような感じです。
容器に関しても、紙ベースで作られた環境に優しい容器を使っているところもあって容器の見た目が魅力的な宅配弁当サービスもあります。
「おかずのみ」と「ご飯付き」で分かれる

宅配弁当は基本的には「おかずのみ」というところが多いです。
コンビニとかお弁当屋さんで購入する場合はご飯が付いているのが多いのですが、宅配弁当の場合は厳密には「総菜のみ」というのが多くてご飯は自分で用意することになります。
とはいえ、ご飯付きの純粋なお弁当として提供している会社もあるので総称して「宅配弁当」と言うことが多いのです。
味噌汁などの汁物はない
食事をする時や、お弁当を食べる時はお味噌汁やお吸い物などの「汁物」はつかないです。
スープを単品で提供している会社も中にはありますが、お弁当にセットで汁物がつくところはほとんどありません。
なので、私の場合はインスタントの味噌汁やスープを冷凍宅配弁当と一緒に利用しています。
この辺は好みが分かれるところですが、お弁当で楽をしているので汁物もお湯を入れるだけで完結させたいんですよね。
冷凍弁当と常温・冷蔵弁当で特徴は異なる
宅配弁当の形式として大きく分かれるのが、「冷凍」か「冷蔵・常温」かというところです。
まあ常温の宅配弁当というのはあまりないので冷凍か冷蔵の2つで特徴も異なります。
一言でいうと注文してから受け取りや食べるまでが楽チンなのが冷凍タイプで、配達員との触れ合いができるのが冷蔵タイプです。
その他にも、それぞれメリットとデメリットがあります。
私は時短重視なので、冷凍宅配弁当を主に利用しています。
「日替わり」と「自分でメニューを選択」で分かれる
宅配弁当サービスも現在は沢山あるので、メニューもバラエティ豊かで「こんなメニューもあるの!?」という感動もあります。
ただ、冷凍も冷蔵タイプも大体は「日替わり」というところが多いです。
人気冷凍宅配弁当のナッシュのように、1食1食すべて自分が好きに選択できるところもありますが基本的には日替わりです。
もちろん、日替わりと言ってもメニューは予めその会社の公式サイト上に記載されているので好みのメニューなら注文をするというやり方をしてもいいと思います。
持ち運びはできる?
自宅に届いたお弁当を、職場とか学校に持ち運んで食べるのは基本的にはおすすめしないです。
ただ、目的の場所まで距離が短かったり保冷剤やクーラーボックスを完備させればアリです。
そのままの状態で持ち運んでしまうと、自然解凍になってしまって風味などが本来の味よりもそこなわれる可能性があるので辞めておいた方が良いでしょう。
宅配弁当の見た目は?インスタやツイッターなどSNSで魅せれるクオリティ

私は宅配弁当を利用し始めるまでは「栄養ばかり重視で味と見た目しょぼそう・・」ってマジで思っていました。
「全体的に茶色い見た目のおかずしかないのかな」って思っていたのですが、実際に色んなお弁当を注文して見た目を確認してみると彩り豊かなのがとても衝撃的です。
容器の工夫から、おかずの組み合わせと色合いのバランスにも気を遣っているお弁当も多いので目で見て楽しい食事ができるのです。
お弁当レンジで温めて、包装を開けて「おおっ!いいね~!」となることも頻繁にあるので容器に入ったままでもSNSなどで「映え」が期待できます。
ミールキットや食材宅配と比較!何が違うのか?
食べ物に関して言うと、宅配サービスには他にも「ミールキット」や「食材宅配」などもあります。
主な特徴としては以下の通りです。
・食材宅配
スーパーで購入するのと同じように、野菜やお肉など食材を宅配してくれるサービスです。
自分で料理する必要がありますが、新鮮な食材の状態で届けてくれるので自分の好きなメニューを作ることができます。
最近では、無農薬や有機野菜などこだわった食材を宅配してくれるサービスも多いので添加物などを完全に排除したいならおススメです。
・ミールキット(料理キット)
ミールキットとは、真空パックに入った状態で味付けや下ごしらえされている食材を届けてくれるサービスです。
基本的には、届いたら中を開けてフライパンや鍋に火をかけて盛り付けをすれば完成です。
自分で料理するのは面倒だけど、完全に手抜きをするのも抵抗があるという人にはおすすめです。
食材宅配、料理キット、宅配弁当でそれぞれメリットやデメリットがあるので自分がどういう食生活を送りたいのかで決めるのが一番良いでしょう。
「宅食」とは何のことを言うのか?意味や定義を解説
宅配して食材やお弁当を届けてくれるサービスについては、実は統一された呼び方というのがないのです。
広く使われている「宅食」という言葉も、実は「ワタミの宅食」のサービス名を指すのが正確なのですが最近では「食事宅配サービス」のことを総称してみんな呼んでいます。
事実、自分も最初は「宅食ってどういうサービスなんだろ?」と宅食という言葉がまず最初に思いついてました。
でも、実際には境界線は曖昧で「食事宅配」「宅配弁当」「宅配総菜」「おかずセット」など色んな呼び方をしていたりします。
「宅配で食事を提供している」という意味で、お弁当や総菜のことを「宅食」と呼んでもいいと思います。
宅配弁当の特徴と形式まとめ
宅配弁当の特徴と形式をまとめると・・
・幅広い年齢層やタイプの人が利用しており、自炊とコンビニ弁当の中間ぐらいの位置づけ
・おかずのみのタイプが多く、冷凍と冷蔵に主に分かれている
・ミールキットや食材宅配などよりも楽チンで時短重視
・メニューは基本的には日替わりで、SNSなどで映える見た目のお弁当も多い