「冷凍の宅配弁当ってどういうメニューが入ってるの?」
「毎回同じようなおかずばっかりじゃない?」
レベルが高くなっている最近の冷凍宅配弁当事情を知らないと、しょぼいメニューしかないと決めつけてしまって損をしてしまいます。
ここでは、数々の冷凍宅配弁当・おかずの主菜と副菜に舌鼓を打ってきた私がメニューの内容をざっくりと紹介していきます。
結論から言うと、主菜はバラエティに富んだ魚と肉が中心で副菜は主役になれるレベルのメニューが想像以上に沢山あります。
以下の記事では、各社を比較してランキング化しています。
【最新版】おすすめの冷凍宅配弁当ランキング【人気商品すべて実食して比較】
冷凍宅配弁当のメニューの主な特徴
宅配の冷凍弁当は各社によってメニューの内容が違いますが、ラインナップや使われやすい食材は共通するものがあります。
和食と中華、洋食などバラエティ豊かなラインナップ
主菜も副菜も、和洋中の組み合わせが豊富で感動します。
「こんな料理も宅配弁当で出るの?」という感じです。
ハンバーグや生姜焼き、鶏の唐揚げや酢豚などの定番メニューはもちろんあります。
そういったものを抑えつつ「サバのバジルトマトソース」や「牛肉ときのこの甘辛煮」、ガラムマサラとカレーパウダーで味付けした美味しい鶏肉料理などの鮮やかなメニューもあります。
※サバのバジルトマトソース(ナッシュの冷凍弁当)

和食も洋食も中華も、どれかに偏らないように各社とも工夫がされているので飽きがきにくいラインナップです。
ちなみに和食なら「わんまいる」、洋食なら「三ツ星ファーム」や「ナッシュ」など会社によって強みがあったりします。
主菜1品と副菜2品~4品が基本のバランス重視構成
基本は、冷凍宅配弁当・おかずのメニュー構成は主菜1品と副菜が2品~4品というのが一般的です。
これは各社の特色もあるので、主菜が2品のプランやコースなどもあれば副菜が主菜みたいな役割をしているボリューム感のある構成になっているものもあります。
とはいえ、基本構成は各社ともほとんど変わらず品目数もかなり多くバランスはかなり良い方です。
副菜が4品という、バラエティに富んだメニューを提供しているのは食宅便です。
食宅便(食卓便)の口コミと評判まとめ!実食レビューした感想と比較【美味しい?】
デザートも注文できる宅配弁当サービスもある
少ないですが、冷凍宅配弁当サービスを提供している会社の中にはケーキなどのデザートを販売しているところもあります。
ナッシュなんかは冷凍弁当だけでなくパンやスイーツ(ロールケーキなど)にも定評があるので、甘いものも宅配で利用できるというのは結構心強い時があります。
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ご飯がついていない事が多い
宅配の冷凍弁当にはご飯がついていない事がほとんどです。
コンビニなどのお弁当だとご飯が入っているのが普通ですが、冷凍宅配弁当の場合はご飯がないのが普通です。
一部の会社のお弁当やメニューにはご飯がついていますが、9割ぐらいの冷凍弁当はおかずのみです。
そのため、ご飯が欲しい人は自分で炊くなりして用意する必要があります。
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脂が少なく、あっさり&しっかりが共存した優しい味付け
宅配の冷凍弁当のメニューの味付けの全体的な特徴として、やはり「塩分や脂控えめであっさりしている」というのが大きいです。
各社とも塩分は一定以下に計算されてメニューが作られているので薄味が基本ですが、出汁やソースや風味などが工夫されているので「しっかり感」のある味付けになっています。
ただ薄いだけで物足りないという事では終わらない、満足感のある味付けとなっています。
脂も少ないメニューがほとんどですが、濃厚な風味のソースなどでボリューム感がありますので「あっさり&しっかり」が共存しているメニューとなっています。
【メリット/デメリット】宅配の冷凍弁当と冷蔵弁当を比較【徹底解説】
想像していない華やか&斬新なメニューがある
栄養があって優しい味付けが基本ですが、華やかで斬新なおかずをウリにしているメニューも結構あります。
ジェノベーゼソースを使った魚料理や、レモンバターや赤ワインソースを使った鶏肉料理など。
また、チーズダッカルビやアヒージョなど海外の料理も楽しめたりします。
各社によってコンセプトは違いますが、素朴なのも華やかで斬新なメニューの両方を楽しめるので好みが違っても自分の好きなメニューは必ず見つかります。
三ツ星ファームの冷凍弁当だと、上記のようなお洒落な料理が多いです。
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野菜やきのこ類が充実
主菜も副菜も、野菜やきのこ類が多くて充実しています。
ほとんどの冷凍弁当のメニューでは、主菜に肉や魚が多いですが野菜やきのこ類が付け合わせになっていることが多くてそれもボリューミーで楽しむことができます。
なので、副菜も主菜にも野菜が多く使われているので栄養バランスは充実しています。
実際に食べて美味しかった冷凍宅配弁当の魚や肉、野菜メニューの例
今まで食べた主菜も副菜も、美味しかったものは沢山ありましたね。
魚料理なんかは特に、普段料理することがないので(肉と野菜ばかり)こういう宅配弁当サービスで味わうとより感動したりします。
例えば、ナッシュの赤魚の旨煮は一口一口がとても幸せでした。

同じくナッシュの、メインの付け合わせのロマネスコ。
カリフラワーの一種なのですが、オシャレで美味しい!

こういった野菜やキノコなどの副菜で「これでご飯一杯いける!」「これは今回の主役になれる!」と思ったおかずも結構ありました。
食宅便のエビ・・の下にしいてあったザーサイ風味の野菜がめっちゃうまかった!

もちろん、美味しいお肉料理も沢山ありました。
食のそよ風のこのお肉料理は、塩ダレカルビのような美味しさです。

わんまいるの酢豚は、石見ポークを使っていて高級感がありました。

あくまでもこれらのおかずは一例なので、冷凍弁当には美味しいおかずはもっと沢山あります。
冷凍宅配弁当を毎日食べると飽きないか?
私自身は冷凍宅配弁当を必ず毎日食べているわけではなく大体毎日もしくは1日おきくらいですがぶっちゃけ365日食べてもいいぐらいのクオリティです。
一つの会社の冷凍宅配弁当だけでなく、色んな会社のお弁当を組み合わせれば飽きが来ることはほとんどないでしょう。
それだけ、プラン・コースやメニューの内容が多種多様で豊富に選択肢があるからです。
好きに自分のメニューを選べるところもあれば、日替わりのお弁当で毎日のメニュー決めをしなくても良いところもあります。
アラカルトメニューでボリューム感があってヘルシーな丼物などを堪能できたりもするので「選ぶ楽しさ」も味わえます。
私がよく利用しているナッシュは1食1食自分の好きにメニューを選択できるので毎回ワクワクしながら選んでます。
食べる楽しみだけではなく、選ぶ楽しみもあるからずっと利用していられるんですよね。
宅配弁当は病人や療養だけの目的ではない万能食
現在では若者や女性、独身男性など幅広い層が冷凍の宅配弁当を利用するようになっています。
自分が以前にイメージしていた「お年寄りのためや療養の人のため」というステレオタイプ的発想が見事に覆されました。
すでにヘビーユーザーになっている現在の私にとっては、楽チンで美味しくて楽しい「万能食」となっているので子供からお年寄りまでみんなにおすすめしたいスタイルの食生活です。